症例は14歳、トイ・プードル、避妊雌 臀部に何かしこりのようなものがあるとの主訴で来院しました。 確認してみると尻尾に付け根部分に3-4cm大の腫瘤が確認できました。 細胞診検査を実施したところ、軟部組織肉腫の疑いとの結果だったため、 外科手術のに…
股関節脱臼 先日、高所から落下後に右後肢を挙上しているワンちゃんが来院されました。 レントゲンで確認すると、 右の大腿骨頭部が寛骨臼から脱臼している事が確認できます。 今回は麻酔下で非観血的整復(皮膚を切開しない、外科的に治療をしない方法)を行…
脂肪腫を切除しました。 よく皮膚の下(皮下)にできるしこりを主訴に診察にいらしていただきます。 その中でも圧倒的に多いのは脂肪腫ではないでしょうか? 脂肪腫は英語ではLipomaと言われ、良性の脂肪細胞の塊です。 中高齢のわんちゃんで多く見られる腫…
犬(チワワ)12歳避妊雌 1年以上前から肝数値上昇があり、 超音波検査にて肝臓外側左葉の高エコー化が確認されており、 肝臓病変部位の細胞診にて、結節性過形成、高分化型肝細胞癌が疑われていました。 内科管理にて経過観察を行なっていましたが、肝数値は…
13歳のトイプードルの女の子 右眼の眼瞼腫瘤を主訴に来院されました。 犬の眼瞼腫瘤は多くの場合マイボーム腺腫、皮脂腺腫といった良性のことが多く、 悪性のものだと、メラノーマや扁平上皮癌といったものがみられます。 しかし、良性のものであっても発生…
症例は4ヶ月、未避妊のゴールデンレトリバー。階段から落ちてから、前足の破行を主訴として来院されました。レントゲンを撮影すると、右上腕骨顆間骨折を起こしていました。 成長期の骨格には、骨の両端にある成長板という場所から軟骨細胞が骨化して、骨が…
トイプードル、マルチーズ、ポメラニアンなど、日本では小型犬を飼う機会が多いですが、日々診察をしているとよく遭遇するのが膝蓋骨の脱臼です。 通称パテラといわれるこの脱臼ですが、、 1日診察していると膝蓋骨脱臼と診断する子は3症例以上はあるといっ…
8ヶ月齢のゴールデン・レトリバーの女の子 腹腔鏡下での避妊手術(卵巣摘出術)を目的に来院されました。 同時に腹腔鏡補助下胃固定術を行いました。 避妊手術にはいくつかの方法があります。 一つは、腹部正中を切開し、子宮と卵巣を専用の器具にて体外へと…
病院犬(生後約4ヶ月)の股関節を、PennHIP(ペンヒップ)という特殊器具を用いたレントゲン撮影を先日実施しました。 撮影をした理由としては少し腰を振って歩いていたり、足を投げ出す様に座っていていて、股関節形成不全が疑われたからです。 下にあるのが実…
先日、顎の下の腫瘤を主訴に、ワンちゃんが来院されました。 約1年前に細胞診検査を行なっていましたが、診断がつかず(悪性所見はありませんでした)、経過観察としてましたが、徐々に大きくなってきた為、今回切除手術を行いました。 病理検査の結果は「皮膚…
症例は3歳のエキゾチックショートヘアの女の子 小さい頃から左眼にチェリーアイがあり、別件で来院された際整復を希望されたため手術を実施しました。 ※チェリーアイ(瞬膜腺脱出)とは、瞬膜(第三眼瞼)の基部に存在する涙液分泌をつかさどる瞬膜腺が眼窩…
症例は14歳、避妊メスの柴犬。主訴は口をペチャペチャの気にするという事と左眼からの目脂でした。 口に関しては歯が一部折れていて、歯周炎を起こしていた為、抜歯しました。眼に関しては、眼圧や眼のエコーなど一般的な眼科健診では異常がありませんでした…
最近2件ほど、猫ちゃんの膀胱結石に対して内視鏡を使って結石摘出を行いました。 結石は大きいのが1、2個であればすぐに取り出せますが、砂粒状になっていて無数にある場合には、取り残しがないように注意しなければなりません。 中には肉眼では小さくてみえ…
症例は13歳のトイプードルちゃんの男の子です。 左前腕の痛みを主訴に来院しました。 触診、レントゲン検査から左肩関節不安定症と診断しました。 肩関節不安定症とは、肩関節が外反することで肩関節が外れやすくなる疾患で、症状が深刻な場合肩関節内方脱臼…
症例は猫、6歳、避妊メス、保護猫 2週間前に目の中の黒いものに気づいた。視力は保護した時から弱く、最近物にぶつかるくらい視力がさらに落ちたとのこと。 虹彩の奥から5時方向に黒色物あり。 黒色物は辺縁は円滑、半透明 眼エコーでは黒色物内部が低エコー…
症例は4歳、チワワ、去勢雄。 元々、内科的に角膜潰瘍の治療中であったが自宅で机の角に眼をぶつけてしまい、角膜穿孔を起こしてしまい来院されました。 既に角膜に穴が開く事で、房水が抜け虹彩と角膜が接しています。この様な場合は点眼による、内科的な治…
症例は13歳、ミニチュア・ダックスフント、避妊メス。最近よく物にぶつかるという主訴で来院されました。 検査をすると、充血も無く、眼圧は正常で緑内障や白内障を起こしてる所見はありませんでしたが、光に対しての反応は無い状態でした。眼のエコーを確認…
症例は9歳、ブリティッシュショートヘアの猫ちゃんです。 5年前から角膜中央に点状の黒色壊死あり。 手術を推めたが、経過観察希望。 ある日、黒色壊死側の目から流涙、眼痛、眼瞼痙攣あるとのことで来院。 黒色壊死部周囲の血管新生、角膜浮腫あり、穿孔、…
症例は11歳のトイプードルの男の子 右後肢の突然の挙上で来院。 触診、レントゲン検査にて前十字靭帯の断裂と診断しました。 わんちゃんの場合は前十字靭帯の原因の多くは加齢により起こってきます。また、膝蓋骨脱臼があるとそのリスクはさらに上がります。…
14歳の避妊雌の猫ちゃん 元気食欲低下と繰り返す嘔吐を主訴に他院から紹介受診されました。 レントゲン検査にて胃内ガス貯留と食道拡張、横隔膜ヘルニアを確認しました。 猫ちゃんでは呼吸困難な状態が続くと、胃内にガスが貯留し、 胸腔内が過剰に陰圧とな…
先日他院より、結膜上をうごめくものがあるとのことで紹介をいただいたわんちゃんです。 数ヶ月以上前より、結膜が赤く、目やにが多く、一般的な結膜炎の治療を行なっても改善が見られていないとのことでした。 点眼麻酔を施し、結膜周囲をくまなくみている…
16歳の避妊済の犬。 左上腕皮膚の腫瘤を主訴に来院されました。 この子は副腎皮質機能亢進症の持病があり、腎臓の数値も高値であったため 全身麻酔のリスクが少し高い症例でした。 飼い主様と相談し、局所麻酔を用いて鎮静下で腫瘤切除を行いました。 病理検…
⚠⚠手術の画像が含まれます。苦手な方は閲覧ご注意下さい⚠⚠ 膝の上から飛び降りたパピヨンちゃんが来院されました。 足根関節の脱臼(距骨の後方脱臼)、腓骨骨折でした。 外側側伏靭帯の損傷が認められたため、アンカースクリューによる関節制動術を行いまし…
目が白く見える、と来院された9歳トイプードルちゃん。 一般的な身体検査では特に異常みられず。 目を散瞳させて検査を実施しました。 (中央部やや右側の白いのは光の反射です。) ぼんやりと中央から全体にかけて、丸く白濁しているように見えます。 これ…
8歳の去勢雄の犬。 気づいたら右の内股に虫のようなものがついているとのことで来院されました。 マダニでした。 いつもは月1回のノミダニの予防薬を使用していましたが。 今月の分をたまたま忘れていたそうです。 病院では取り除く処置を行いますが、 この…
胆石症は基本的に無症状の症例で治療は必要ないと言われています。 しかし、胆石の閉塞により、胆嚢側の胆管が拡張する場合は、外科的な治療が必要になります。 この子は胆石による細菌感染性の胆嚢炎を発症しており、GPT1000以上、GGT50、食欲不振を起こし…
今回は角膜が穿孔してしまったわんちゃんです。 当初、診察時は眼の痛みが強く、顔まわりを触られるのを極端に嫌がっていました。 眼の中の眼房水も流出して、眼の周りも毛が濡れていました。 よく見ると角膜に穴が開いています。 今症例に対しては、穿孔し…
呼吸促迫、元気消失で来院された猫ちゃんが胸腺腫でした。 来院時胸水、前胸部に腫瘍病変があり、細胞診と胸水抜去を行いました。 胸腺腫は前縦隔にできる良性の腫瘍です。高齢の犬猫で発生が多いと言われています。胸腺腫は腫瘍随伴症候群として、重症筋無…
口唇にできた扁平上皮癌の症例です。 最近皮膚をよく掻く、唇から軽度の出血があるとの主訴で来院。 病変は口唇部に限局していますが、自壊していました。 病理検査の結果、扁平上皮癌と診断されました。 扁平上皮癌とは、犬の口腔内に発生する悪性腫瘍のう…
先日、おへその部分が腫れているワンちゃんが来院されました。 触診してみると、ちょうどおへその部分の腹壁に穴が空いておりました。 相談の上、外科手術をすることになりました。 おへその腫れは、腹壁の穴から脂肪が飛び出てしまっていた脂肪でした。 空…